神戸新聞杯(Ｇ２)
芝2400m
軸馬：サトノアーサー
騎手：川田将雅
厩舎：池江泰寿
外厩：ノーザンファームしがらき
注目：☆☆☆
しがらきを経由しての調整馬がカナリの確率で走ってくるのが池江泰寿厩舎だ。人気薄は全然だが５番人気程度に絞れば６割近い数値をマークする安定ぶりだ。特に勝負の時はしがらきを経由する傾向にありミッキークイーン、サトノダイヤモンド、サトノアラジンなどもしがらきを経由して重賞、Ｇ１競走で好走を果たしている。該当するのはサトノアーサー。
デビュー前から関係者の間で高い評価を受けていた素質馬で、池江陣営も“サトノダイヤモンドよりも強くなる”と大絶賛している逸材だ。特に強かったのがデビュー２戦目のシクラメン賞で、道中５番手の位置取りから直線外目に持ち出されると上がり32.7秒の脚を繰り出して後続に４馬身近い着差をつける圧勝、この馬の可能性を感じさせる一戦となった。人気を集めたきさらぎ賞、毎日杯こそ敗れているが、前者は馬場状態が最悪だったし、後者は僅差の勝ち馬アルアインが皐月賞を制している事からも相手が強かったと受け取れる。
前走の日本ダービーは超スローペースで本来の能力を発揮できなかったが、それでも上がり２位の脚を見せている様にやはり能力は底知れない。前走後はノーザンファームしがらきでシッカリと調整された効果もあって、休み明けを感じさせない力強い動きを見せているし、関係者からも「ココで賞金を加算しないと秋に大舞台を使えないからね。他陣営とは違ってシッカリと仕上げて出走する。正直ここは負けて欲しくないね。」と口数は少なかったが、ここでの勝負度と言うものを確認している。ここはサトノアーサー中心で勝負したい。
対抗にはノーザンファーム天栄仕上げのレイデオロを推奨。目標は次走のジャパンカップとはいえ、中間の調整過程からも７割程度は仕上がっているかなという印象。藤沢厩舎はダービー経由でシンボリクリスエス、ゼンノロブロイをシッカリと勝たせているだけに調整過程を知り尽くしている。ここは対抗以下には落とせないな。更に上位には吉澤Ｓ－ＷＥＳＴ仕上げのキセキを抜擢。前走のレース内容は圧巻で、ここも十分勝負になる可能性は高い。レイデオロが獲り零した時を想定で押えておく。
－推奨買い目－
三連単フォーメーション
１着2.8
２着2.8
３着3.4.5.9.11.14
12点×900円
１着2.8
２着3.4.5.9.11.14
３着2.8
12点×800円
１着2.5
２着2.5
３着3.4.8.9.11.14
12点×400円
合計25,200円
－払戻金－
三連単：31.8×800円＝25,440円
合計：25,440円